フォルクスワーゲン ニュービートル
フォルクスワーゲン ニュービートルは、4代目VWゴルフ等の「A4」プラットフォームを元に設計、製造されている。
フォルクスワーゲンが製造していたType-1をモチーフとしているが、後継車種ではないため、Type-1のニックネーム「ビートル」に「ニュー」が付く。
カブリオレの幌部分だけはドイツから船便輸送している。コンセプトカー、「コンセプトI」が原型となっており、後年の東京モーターショー等の発展型発表を経て、1998年に製造開始された。
当初は左ハンドルのみ輸入されたが、のちに右ハンドルも追加されるようになった。独特の可愛らしい形から人気を得、現在のVWラインアップの中のアイドル的存在となっている。2005年にフェイスリフトを行い、ヘッドライト、フロント・リアバンパーおよびフェンダー、テールライトの形状が若干変更された。
全長等も変化している。
室内もデザイン変更、ベンチレーション吹出口のメッキリング追加等が行なわれている。そのスタイルは、市販型では地味で類型的な印象の強かったVWデザインの刷新役として、世界的に注目された。
初代ビートルの不変のスタイリングであった「円弧」のモチーフを現代化したデザインは、極めて明快で、空間効率などを追求した車たちのデザインと一線を画している。
室内空間でも、円形メータークラスターや、ステアリングホイール脇に設けられた「一輪挿し」といった、初代ビートルの時代のモチーフを流用している。ため、エンジンスペースが室内に食い込み、不恰好に長大なダッシュボードとなり、後席の空間はある程度制限されることになり居住性、及び使い勝手は犠牲にされている。機構面では、サスペンションは前輪が独立ストラット式、後輪が半独立トレーリングアーム式となっていて、駆動方式はFFである。
日本仕様のトランスミッションは4速ATのみの設定で、カブリオレだけは6速ATを搭載する。
エンジンは直列4気筒の1.6Lと2.0L SOHC(いずれもNA)で、FSIエンジンは搭載されていない。
'06年モデルから日本仕様ではDOHCターボエンジンがカタログから姿を消した。'07年モデルでは、北米仕様はV型5気筒2.5Lのみの設定。
欧州仕様は上記日本仕様に加えて直列4気筒1.4Lと同1.8Lターボ、同1.9LTDIディーゼルが設定されている。



