ポルシェ ボクスター
ボクスターは、ミッドシップに6気筒の水平対向エンジンを搭載しています。
ポルシェ社のミッドシップ車は914以来(ただし914はフォルクスワーゲン社とのダブルネーム)。デビューは1996年で、ポルシェのエントリーモデルとしての性格が与えられています。
車速に応じて(120km/hで)せり出すリアスポイラーや電動格納式ソフトトップを備えるなど、十分に高級スポーツカーです。
■986型(1996年 - 2004年)
当初は2.5リッターエンジンのボクスターのみのラインナップ(206馬力最高速240km/h)でした。
1999年にはボクスターは2.7リッターに拡大し(220馬力)、3.2リッターエンジンを積むボクスターS(260馬力)も設定されました。
どちらのエンジンも、ポルシェ伝統の空冷式ではなく水冷式水平対向エンジンを採用していてバリオカムという可変バルブタイミング機構が搭載されています。これはホンダのVTECと似たような機構で、4000rpmぐらいからエンジン音がかなりスポーティになります。
ソフトトップに装着されるリアウィンドウはビニール製だったのですが、2003年モデルからはガラス製になりました。電動ソフトトップの格納・展開は全自動ではなく、ロック操作は手動です。※911カレラ カブリオレは全自動。
■ボクスターS 550スパイダーエディション
550スパイダーのデビュ−50周年を記念した限定車として2003年に発売されました。
通常のボクスターSをベースにエンジン出力を向上、MTのシフトストロークの短縮、サスペンションの見直し、ブレーキの強化などのチューニングが施され、内外装に専用装備になっています。
550スパイダーの1953年デビューにちなんで1953台が生産されました(笑)。
■987型(2005年モデル)
ポルシェ911(997型)シリーズと並行して開発され、ケイマンのベースとなったモデルです。
986型とほぼ同等のサイズで、ボクスターの2.7リッターは12馬力、ボクスターSの3.2リッターは20馬力のパワーアップされました。
また50km/hまでの速度なら、走行中でも電動ソフトトップの開閉が行えるようにもなりました。
ヘッドライトは不評であった986型のような涙目型ではなく、991(997型)とカレラGTの中間のようなやや尖った楕円形に変更されました。




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